2013アジアユースパラ ボッチャ 個人BC2 渡邉-テリ・ダレ・アデルリック

17時40分からの試合開始となったBC2クラスSENIORの予選3試合目、渡邉選手と地元マレーシアのテリ・ダレ・アデルリック選手の顔合わせとなりました。両国選手団の応援の下、手に汗握る戦いが繰り広げられます。

2013アジアユースパラ ボッチャ BC2シニア 渡邉選手-テリ・ダレ・アデルリック選手 第1  エンド

渡邉選手がコート左側へジャックボールを投げて始まった第1エンド。1投目はそれぞれ右奥、やや左へ、渡邉選手2投目は赤1球目とほぼ同位置に落ち着きます。テリ・ダレ・アデルリック選手が2投目でジャックボールを動かし青1球目に近づけると、渡邉選手は5球目でうまくジャックボールを動かして形勢逆転に成功。ナイスプレーに思わず声が出ました。しかし青3球目がジャックボールに肉薄します。渡邉選手6投目は距離が足りず、テリ・ダレ・アデルリック選手は残り3球をテンポよく投げると1点を確保し、先制しました。

第2エンドは、ジャッククロス右側のサイドライン寄りでの展開。1球目を見事密着させたテリ・ダレ・アデルリック選手はガッツポーズを見せます。ジャックボールへのライン上に青ボールを置かれてしまった渡邉選手、6球投げ切りますが非常に難しい局面を打開できませんでした。しかし赤1球目をかなり近づけることで、相手に追加の得点を許しません。このエンドもテリ・ダレ・アデルリック選手が1点を獲得しました。

2013アジアユースパラ ボッチャ BC2シニア 渡邉選手-テリ・ダレ・アデルリック選手 第2エンド

第3エンドはコート左側が舞台に。渡邉選手の1投目がジャックボール奥へ行くと、テリ・ダレ・アデルリック選手は左手前に近づけてきます。2、3投目が右、左のやや距離ある位置となった渡邉選手でしたが、4球目をジャックボール手前に密着させるファインスローを出しました。テリ・ダレ・アデルリック選手は5投目で青1球目をジャックボールから遠ざけてしまいます。チャンスの渡邉選手でしたが、残り2球を得点圏内に入れられず、得点差を1点に縮めるに留まりました。

2013アジアユースパラ ボッチャ BC2シニア 渡邉選手-テリ・ダレ・アデルリック選手 第3エンド

第4エンドも、第2エンド同様の配置に成功したテリ・ダレ・アデルリック選手。ここで渡邉選手は勢いを付けた下投げでの局面打開を狙います。結果的にコースをそれアウトボールとなりましたが、この攻めの姿勢は後に繋がっていきました。2球目をジャックボール左手前に、そのボールを3球目で左すぐにずらし、4球目を右に置いての5球目、下投げのボールは見事青ボールにヒットし、密着状態を解除します。

2013アジアユースパラ ボッチャ BC2シニア 渡邉選手-テリ・ダレ・アデルリック選手 第4エンド

そして最後の6球目、赤2球目を押してジャックボールへ密着させることに成功しました。これを崩そうと強いボールを投げるテリ・ダレ・アデルリック選手でしたが、結局このボールによる1点でスコアは2-2に。周囲のコートでの試合が次々と終わり、会場中がこのコートに注目する中、タイブレイクに突入します。

1投目をやや左に投げたテリ・ダレ・アデルリック選手に対し、渡邉選手は右手前わずかの位置にナイススロー。ここでタイム表示のトラブルがあり間が空いてしまいますが、両選手とも集中は切らせません。赤1球目は青5球目で弾かれましたが、渡邉選手は5投目でボールの間を通しジャックボール手前に密着させるスーパープレーを披露します。これで決着が付き、渡邉選手が大接戦を制しました。両選手の健闘を讃える拍手が会場から贈られます。

2013アジアユースパラ ボッチャ BC2シニア 渡邉選手-テリ・ダレ・アデルリック選手

渡邉選手の勝利の笑顔、輝いていました。

2013アジアユースパラ ボッチャ BC2シニア 渡邉選手

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