第14回EJDFAデフリーグ

大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森 陸上競技場で、5月4日(月)、5日(火)の2日間に渡り開催された第14回EJDFAデフリーグ。8チームが参加し、4日に1チーム8人、20分ハーフの予選リーグ戦を、5日には1チーム11人、30分ハーフで順位決定戦が行われました。ろう者を中心に構成される各チームですが、女性1名以上が試合に出場する必要がある他、健聴者2名以内の出場が認められるなど、今大会独自のルールも設けられています。

ここでは、5日に行われた優勝決定戦と、ろう者サッカー東日本選抜・日本代表VS知的障がい者サッカー日本代表のエキシビションマッチの模様をお伝えします。

第14回EJDFAデフリーグ

第14回EJDFAデフリーグ
会場の大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森 陸上競技場

ソルトブラザーズ(黄)VS静関隊(青)の顔合わせとなった優勝決定戦。前半5分までにミドルシュートとクロスからのチャンスを決めて2点リードしたソルトブラザーズが、試合を優位に進めていきます。静関隊は14分、相手ゴール前でボールを奪いシュートに持ち込みますが、GKがセーブ。ソルトブラザーズは前半終了間際に、右からのグラウンダークロスを合わせるも、ゴールポストに嫌われ追加点を上げることができませんでした。前半はソルトブラザーズの2-0で終わります。

第14回EJDFAデフリーグ 優勝決定戦
黄色のユニフォーム、ソルトブラザーズがゴールに迫る

ろう者サッカー東日本選抜・日本代表VS知的障がい者サッカー日本代表
プレー時は補聴器を外すため、主審は笛の代わりに旗でファールを伝える(写真はエキシビションマッチのもの)

後半に入ってもソルトブラザーズの勢いは止まりません。後半13分、ゴール正面からのFKをクロスバーに当てる惜しい場面を作り出すと、15分にはPKのチャンスを得ます。PKは静関隊GKが止めましたが、エリア内でのファールにより得たゴール至近距離からのFKを決めて、リードを3点に広げました。ソルトブラザーズはその後3点を追加し、6-0で優勝を決めました。

第14回EJDFAデフリーグ 優勝決定戦
女子選手同士のマッチアップが多く見られた後半

第14回EJDFAデフリーグ 優勝決定戦
5点目を決めたのは上がってきたGKだった

ろう者サッカー東日本選抜・日本代表VS知的障がい者サッカー日本代表のエキシビションマッチ。40分ハーフで行われ、ろう者サッカーチームは、前半は東日本選抜、後半は日本代表という変則的な試合となりました。

序盤、知的障がい者サッカー日本代表が左サイドからの攻撃で何度か相手ゴールに迫ります。しかしろう者サッカー東日本選抜は落ち着いたディフェンスで凌ぐと、シンプルなボール運びの攻撃で前半13分に先制に成功します。終始相手の思い通りにさせなかったろう者サッカー東日本選抜は、前半終盤にも右サイドからのクロスを起点としてゴールを決め前半2-0とし、ろう者サッカー日本代表へとバトンタッチしました。

ろう者サッカー東日本選抜・日本代表VS知的障がい者サッカー日本代表

ろう者サッカー東日本選抜・日本代表VS知的障がい者サッカー日本代表
守備の良さが目立ったろう者サッカー東日本選抜(オレンジ)

A11X4526_ds20150505.jpg
先制点を決めてベンチと喜ぶろう者サッカー東日本選抜

後半にはいってもろう者サッカーチームの優位は変わりません。10分には右からのクロスをファーサイドでヘディングで決めて3点リードとしました。堅い守備をなかなか破れない知的障がい者サッカー日本代表でしたが、後半28分、相手ゴール前でボールを奪うとしっかりとシュートを決めて一矢を報いました。試合は終盤にろう者サッカー日本代表に追加点が入り、4-1でろう者サッカー東日本選抜・日本代表の勝利に終わっています。

ろう者サッカー東日本選抜・日本代表VS知的障がい者サッカー日本代表
待望の1点を決めた知的障がい者サッカー日本代表

※大会詳細情報は、東日本ろう者サッカー協会ブログをご覧下さい
(取材:水上航太郎/セプティメルスポーツ)

関連記事: