ナマーラ北海道デビュー戦イベント「広めよう!障がい者スポーツの輪」

8月21日(木)、北海道札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで「ナマーラ北海道」のデビュー戦イベントが行われました。ナマーラ北海道は元コンサドーレ札幌選手の芳賀博信氏が代表を務める、NPO法人セカンドサポートが運営するブラインドサッカーチーム(B1クラス)。チームのお披露目となったこの日のイベントには、コンサドーレ札幌の現役選手を始め、北海道日本ハムファイターズ、レバンガ北海道、エスポラーダ北海道、ノルディーア北海道、王子イーグルスから選手らが参加。また、大相撲の豊ノ島関も駆けつけ、新しいチームの誕生を祝いました。

ナマーラ北海道デビュー戦イベント「広めよう!障がい者スポーツの輪」
北海道のスポーツクラブが一堂に会し、ナマーラ北海道のデビューに華を添えた

芳賀氏は「現役を退き、サッカー教室で障がい者センターを訪れた際にブラインドサッカーをやりたいという要望があった。プレーする環境、場所を探したが無かったので、無いなら誰かが作らなければいけないと考えたのがきっかけ」と、チーム結成の経緯を説明しました。当面はプレーの基礎づくりのため毎週の練習が活動の中心となり、来年の日本選手権出場が目標。将来的にはパラリンピック日本代表選手を輩出することを目指しています。チーム名の「ナマーラ」は、北海道弁で「すごい」等の意味の「なまら」から。道内外で認知されている言葉であり、ブラインドサッカー選手のプレーの凄さを表現するために名付けられました。

ナマーラ北海道デビュー戦イベント「広めよう!障がい者スポーツの輪」
ユニフォームを披露するセカンドサポートの芳賀代表(右)と高沢氏

ナマーラ北海道デビュー戦イベント「広めよう!障がい者スポーツの輪」
北海道の形を大胆にデザインしたチームロゴ

イベントではまずブラインドサッカー体験会が行われました。各チームから集まった選手や一般参加者がアイシェードを装着し、真っ直ぐ走ることやドリブルに挑戦。ナマーラ北海道の選手たちが走るスピードやドリブルの正確さに、会場からは感嘆の声が上がります。

最後はナマーラ北海道と、イベントに参加したスポーツ選手により結成された北海道ドリームスとの、ブラインドサッカーマッチ。ナマーラ北海道が終始押し気味に試合を進めますが、北海道ドリームスは必死の守りを見せ、試合は0-0の引き分けで終わりました。

ナマーラ北海道デビュー戦イベント「広めよう!障がい者スポーツの輪」
2年ぶりに選手復帰した福地健太郎選手。ナマーラ北海道の攻撃の中心となった

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芳賀氏はゴールキーパーとして出場。背番号はコンサドーレ札幌時代と同じ18番

試合終了後には、ナマーラ北海道9番戸谷隆之介選手が「リオ、東京を目指して頑張りたい」と力強く語り、3時間に及んだイベントの幕を下ろしました。北海道の地に生まれた新たなチームの今後に注目です。

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戸谷選手

※ナマーラ北海道を運営するNPO法人セカンドサポートのFacebookページはこちら
(取材:水上航太郎/セプティメルスポーツ)

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