第30回記念全日本視覚障害者柔道大会

第30回の記念大会を迎えた全日本視覚障害者柔道大会が11月22日(日)に開催。柔道の聖地である講道館に日本全国から柔道家が集結し、嘉納治五郎師範の写真が掲げられた大道場で日頃の修練の成果を披露しました。今大会の総エントリーは61名。インドからの4選手、スウェーデンからの1選手が参加する国際的な記念大会となりました。

一般的な階級とは別に、男子シニアや無段者のリーグ戦が組まれた他、女子では48、52kg級合同と63、70kg級合同のオープン戦も開催。また、大会途中には講道館道場指導部による「投の形 演武」が行われ、手技・腰技・足技の考え方や発展の流れ等が解説されると、選手は真剣に耳を傾けていました。

第30回記念全日本視覚障害者柔道大会
4試合を同時に行うことができる、420畳の講道館大道場が舞台となった

ここでは、大会の結果を写真を交えてご紹介します。

<男子60㎏級 上位結果>(エントリー8名)
1.廣瀬 誠(愛知県立名古屋盲学校)(写真)
2.平井 孝明(熊本県立盲学校)
3.加藤 大雅(星槎国際高等学校)
3.長倉 勝(兵庫県)

第30回記念全日本視覚障害者柔道大会 廣瀬選手
60kg級連覇を達成した廣瀬誠選手。2013年には66kg級での優勝も経験している。

<男子66㎏級 上位結果>(エントリー9名)
1.藤本 聰(徳島視覚支援学校)
2.米田 幸弘(住友商事株式会社)
3.熊谷 祐太(筑波技術大学)
3.神吉 信博(兵庫県立視覚特別支援学校)

<男子73㎏級 上位結果>(エントリー9名)
1.永井 崇匡(学習院大学)
2.石橋 元気(福岡高等視覚特別支援学校)
3.有安 諒平(杏林大学大学院)
3.柳川 雅是(みやび治療院)

<男子81㎏級 上位結果>(エントリー6名)
1.北薗 新光(アルケア株式会社)(写真)
2.初瀬 勇輔(株式会社ユニバーサルスタイル)
3.大野 錦治(長居障害者スポーツセンター)
3.菊地 裕三(神奈川県)

第30回記念全日本視覚障害者柔道大会 北薗選手
昨年まで90kg級を2連覇していた北薗選手は、81kg級でも強さを見せた

<男子90㎏級 上位結果>(エントリー5名)
1.廣瀬 悠(伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社)(写真)
2.加藤 裕司(埼玉県)
3.内山 輝将(東京都立文京盲学校)

第30回記念全日本視覚障害者柔道大会 廣瀬選手
廣瀬悠選手も、2連覇した100kg級から階級を1つ下げての優勝を果たした

<男子100㎏級 上位結果>(エントリー2名)
1.松本 義和(アイワ松本治療院)(写真)

第30回記念全日本視覚障害者柔道大会 松本選手
第27回大会以来の100kg級制覇となった松本選手(上)

<男子100㎏超級 上位結果>(エントリー1名)
1.正木 健人(エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社)

<男子シニア 上位結果>(エントリー4名)
1.牛窪 多喜男(埼玉県)
2.鷲山 良(静岡県)
3.井上 一夫(株式会社オファサポート)

<男子無段者 上位結果>(エントリー7名)
1.樋口 宏樹(滋賀県立盲学校)(写真)
2.西村 博章(日進本田道場)
3.市場 大亮(筑波技術大学)
3.井上 流衣(筑波技術大学)

第30回記念全日本視覚障害者柔道大会 樋口選手
樋口選手(上)

<女子48㎏級 上位結果>(エントリー1名)
1.半谷 静香(福島県立盲学校)

<女子52㎏級 上位結果>(エントリー2名)
1.土屋 美奈子(株式会社ギャラリー・ド・ポップ)

<女子57㎏級 上位結果>(エントリー3名)
1.三輪 順子(伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社)(写真)
2.石井 亜弧(三井住友あいおい生命保険株式会社)

第30回記念全日本視覚障害者柔道大会 三輪選手
三輪選手(左)

<女子63㎏級 上位結果>(エントリー3名)
1.NICOLINA PERNHEIM(スウェーデン)
2.米田 真由美(三井住友あいおい生命保険株式会社)

第30回記念全日本視覚障害者柔道大会 PERNHEIM選手
ペルンヘイム選手。24歳だが2008年北京パラリンピック(70kg級)、2012年ロンドンパラリンピック(63kg級)出場のベテラン柔道家

<女子70㎏級 上位結果>(エントリー1名)
1.該当者なし

※大会詳細情報は、日本視覚障害者柔道連盟HPをご覧下さい
(取材:水上航太郎/セプティメルスポーツ)

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