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2015 TCSニューヨークシティマラソン

6大会で構成されるアボット・ワールド・マラソン・メジャーズの1年を締めくくるTCSニューヨークシティマラソン。開催日11月1日(日)は、薄曇り空に気温は10度前後と、ランナーには快適な天気となりました。車いすマラソン部門には男子34名、女子14名の計48名が、ハンドサイクル部門には男子72名、女子9名の計81名がエントリー。スタテン島をスタートし、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、そしてマンハッタンのゴールへと、ニューヨークの5つの地区を通過するコースを走りました。

コースマップはこちら(パラタイムズ作成の概略図です)

2015 TCSニューヨークシティマラソン
ゴール直前のセントラルパーク南側のコース。多くの観客がランナーに声援を送った。

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2015ITUエリート・パラトライアスロン世界選手権

9月18日(金)にアメリカのシカゴで開催された、2015ITUエリート・パラトライアスロン世界選手権。2015ITUワールド・トライアスロン・グランドファイナルの1レースとして行われ、会場のグラント・パークには連日多くの人がトライアスリートの勇姿を観るために集まりました。

今大会は2016リオデジャネイロパラリンピックの出場枠がかかっており、パラリンピックで開催される男子PT1,2,4、女子PT2,4,5クラスでの優勝者は、自国の出場枠1を獲得することができます。そのため世界のトップ選手が集結するハイレベルなレースとなりました。

レース当日は明け方まで雷雨でしたが、スタートの7時までにはすっかり雨も上がりました。コンディションは水温 17.1度、気温21.0度。スイム750m、バイク19.830km、ラン5kmのコースです(エリート・パラトライアスロンのコースはこちら)。

2015ITUエリート・パラトライアスロン世界選手権
スイムのスタート地点。写真手前から奥へと泳ぐコース。

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UNIQLO Wheelchair Doubles Masters

【Raito Ray Hino 寄稿記事】

11月5日から、アメリカ、カリフォルニア州のMission Viejoにて、UNIQLO Wheelchair Doubles Mastersが開催された。男子8組、女子6組、クアッド4組が参加した。男子女子は2グループに別れ総当り戦を行い上位2組が決勝トーナメントに進出、クアッドは4組で総当り戦を行い、上位2組で決勝、下位二組で3位決定戦を行った。

UNIQLO Wheelchair Doubles Masters
上地結衣選手

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2014シカゴマラソン

10月12日(日)に開催された2014シカゴマラソン。1977年に初開催され、現在は世界6大マラソンの1つ、車いすマラソンは1984年から実施されています。今年は男子36名、女子15名の車いすランナーが参加。優勝の栄誉と賞金1万ドルを争い、青空の広がるシカゴの街を走りました。

車いす部門のスタートは一般より10分早い午前7時20分。まだ薄暗く、気温も10度を下回る寒さでしたが、沿道には多くの観客が詰めかけました。

2014シカゴマラソン
スタート2マイル地点。ダウンタウンの目抜き通りを車いすレーサーが駆け抜けた

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2014 全米OP 男子S決勝 国枝-フェルナンデス

今大会最後の試合は男子シングルス決勝。国枝慎吾選手(ユニクロ / ITFランク1位)とグスタボ・フェルナンデス選手(アルゼンチン / ITFランク4位)の顔合わせとなりました。今年のグランドスラムでは全豪決勝、全仏準決勝と対戦し、いずれも国枝選手が勝利していますが、全仏での死闘は記憶に新しいところです。

第1セットは国枝選手が3ゲームを連取する好スタートを切ります。国枝選手は第4ゲームも5度のデュースからブレークし4-0としました。ここからフェルナンデス選手が3ゲームを返すと、第8ゲームは国枝選手がブレークしてゲームカウント5-3となります。

第9ゲームは5度のデュースとなる白熱した展開に。最後にショットを決めてこのゲームをブレークしたフェルナンデス選手は、続くゲームのキープに成功し、5-5と追いつきます。第11ゲームは国枝選手がキープ。第12ゲームは、ラリーをドロップショットで制しアドバンテージを得たフェルナンデス選手が、次のプレーでリターンをアウトさせてキープ。必至に喰らいつきタイブレークに持ち込んだフェルナンデス選手でしたが、タイブレークに入るとショットが安定しません。0-6と追い詰められると、最後はダブルフォルト。国枝選手が7-6(0)で第1セットを獲得しました。

2014 全米OP 男子S決勝 国枝-フェルナンデス フェルナンデス選手
フェルナンデス選手。スピードとパワーを兼ね備え、迫力あるプレーが魅力

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2014 全米OP 女子S決勝 上地-ファンクート

最終日を迎えた全米オープン車いす部門。これまでの3日間と比べると陽射しが和らぎ、風が吹くと心地よく感じるコンディションとなりました。コート11ではクアード、女子、男子の順にシングルス決勝戦が行われます。

女子シングルス決勝は全仏オープンと同じ顔ぶれ。日本の上地結衣選手(エイベックス・グループ・ホールディングス / ITFランク1位)と、アニーク・ファンクート選手(オランダ / ITFランク2位)の対戦です。今年はこれまで5回対戦し、上地選手が4勝1敗と強さを見せています。

2014 全米OP 女子S決勝 上地-ファンクート 上地選手
上地選手

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2014 全米OP 男子D決勝 ウデ・国枝-リード・シェファーズ

男子ダブルス決勝戦は17時半頃にスタート。雨上がりから涼しくなってきた会場は、日が傾くにつれ若干肌寒さも感じられるようになってきました。女子と同様に男子も第1、2シードが順当に勝ち上がってきています。ステファン・ウデ選手(フランス / ITFランク ダブルス1位)と国枝慎吾選手(ユニクロ / ITFランク ダブルス2位)ペアが、マイケル・シェファーズ選手(オランダ / ITFランク ダブルス3位)、ゴードン・リード選手(イギリス / ITFランク ダブルス4位)のペアと優勝を争いました。

第1セット、第1ゲームをブレークしたウデ・国枝組があっという間に4ゲームを連取。この時点では一方的な展開になるかと思われた試合でしたが、実際には壮絶な結末を迎えることとなります。リード・シェファーズ組は第5ゲームをキープ、続くゲームをブレークし差を縮めました。第7ゲームはウデ・国枝組がデュースからブレーク。第8ゲームは国枝選手のサービスゲームをキープし、ウデ・国枝組が6-2で第1セットを獲得しました。

2014 全米OP 男子D決勝 ウデ・国枝-リード・シェファーズ ウデ選手
ウデ選手

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2014 全米OP 女子D決勝 上地・ワイリー-グリフェン・ファンクート

2014全米オープン車いす部門3日目は、ダブルス決勝戦が行われました。女子は7月のウィンブルドンと同カード、第1、2シードの対戦。年間グランドスラムまであと1勝の上地結衣選手(エイベックス・グループ・ホールディングス / ITFランク ダブルス1位)、ジョーダン・ワイリー選手(イギリス / ITFランク ダブルス2位)組が、昨年ダブルス年間グランドスラムを達成したイスカ・グリフェン選手(オランダ / ITFランク ダブルス3位)とアニーク・ファン・クート選手(オランダ / ITFランク ダブルス4位)のペアと顔を合わせました。上地・ワイリー組は、相手の棄権により不戦勝で、グリフェン・ファンクート組はストレートで準決勝を勝ち上がってきています。

これまでの2日間よりも陽射しが強く、やはり30度を超える気温の中で決勝戦は始まりました。第1セットは両ペアとも2ゲームずつを取る立ち上がり。第5ゲーム、グリフェン・ファンクート組は40-15から2ポイント連取しデュースに持ち込むと、これを制してブレークに成功します。続く第6ゲームもキープしたグリフェン・ファンクート組がゲームカウント4-2と優位に立ちました。

上地・ワイリー組は第7ゲームをキープし、第8ゲームは1ポイントも落とさずにブレーク。さらに第9ゲーム、上地選手のショットが冴え2度のデュースからキープし5-4と逆転します。第10ゲームもデュースとなりますが、最後は上地選手のフォアを相手が返せず。上地・ワイリー組が6-4で第1セットを取りました。

2014 全米OP 女子D決勝 上地・ワイリー-グリフェン・ファンクート	上地選手
上地(手前)・ワイリー組

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2014 全米OP 男子S準決勝 国枝-ペフェール

コート5では女子に続いて男子のシングルス準決勝が行われます。日本の国枝慎吾選手(ユニクロ / ITFランク1位)が、フランスのニコラ・ペフェール選手(ITFランク9位)と対戦しました。

試合は国枝選手のサービスゲームで始まりました。2度のデュースとなった第1ゲームをキープした国枝選手は、続く2ゲームも連取して3-0とリード。対するペフェール選手は第4ゲーム、2度目のデュースでアドバンテージを得ると、スマッシュを決めてキープします。第5ゲームもデュースにもつれ込み、最後はペフェール選手がリターンエースでブレーク。第6ゲームをキープしたペフェール選手が3-3と追いつきました。

第7ゲーム、ペフェール選手はリターンエース2本を決めてブレークし逆転に成功します。ここからお互いにブレークが続き、ゲームカウントは5-5に。国枝選手は第11ゲームを3度のデュースの末にキープすると、第12ゲームをブレーク。第1セットを7-5で勝ち取りました。

2014 全米OP 男子S準決勝 国枝-ペフェール 国枝選手
接戦となった第1セットを獲得。勝負強さを見せた国枝選手

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2014 全米OP 女子S準決勝 上地-グリフェン

昨日に続き30度近い暑さとなった2014全米オープン車いすテニス部門2日目。この日はクアードのリーグ戦、男女シングルス、ダブルスの準決勝が行われ、選手によっては2試合をプレーする過酷な1日となりました。

コート5で行われた、上地結衣選手(エイベックス・グループ・ホールディングス / ITFランク1位)対イスカ・グリフェン選手(オランダ / ITFランク 3位)の女子シングルス準決勝。全豪オープン、全仏オープンに続いて今年3度目のグランドスラム準決勝での顔合わせとなりました(全英オープンはダブルスのみ開催のため対戦なし)。いずれも上地選手に軍配が上がりましたが、先週開催の大会ではグリフェン選手が勝利しており、接戦必至の注目の一戦です。

2014 全米OP 女子S準決勝 上地-グリフェン 上地選手
グリフェン選手とは今年7戦して5勝2敗の上地選手

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