2013年世界車椅子バスケットボール選手権大会AOZ予選会 男子準決戦 日本-オーストラリア

28日13時半開始の男子準決勝、日本対オーストラリア。会場のタイ・ジャパンユースセンター第1体育館には、この試合の注目度の高さを表すかのように、これまでよりも多くの観客が集まりました。

開始15秒の15番藤本選手(4.5)の得点で始まった第1クオーター。序盤から両チームとも激しいプレーで、車いすがぶつかり合う音が場内に響きます。日本は11番豊島選手(2.0)、7番キャプテン香西選手(3.5)が得点し、オーストラリアは7番ノリス選手(3.0)、4番エヴェソン選手(4.5)が中心となりポイントを重ね、5分半のタイムアウトの時点で11-11となります。その後日本は15番藤本選手の2点でリードしますが、オーストラリアはラスト2分の6点などで逆転し、スコアを13-18としました。

2013年世界車椅子バスケットボール選手権大会AOZ予選会 男子準決戦 日本-オーストラリア 石川選手

第2クオーターも15番藤本選手のポイントで始まりました。日本は4番藤井選手(1.5)、11番豊島選手、7番香西選手がテンポよくネットを揺らし、3分半に21-20と逆転に成功。6分頃には24-24と、両者一歩も譲らない緊迫した試合が繰り広げられていきます。

2013年世界車椅子バスケットボール選手権大会AOZ予選会 男子準決戦 日本-オーストラリア 香西選手

7分半には15番藤本選手と7番ノリス選手が交錯する場面が。バンパーがスポークに引っかかってしまったようで、外すまで時間がかかっていました。

2013年世界車椅子バスケットボール選手権大会AOZ予選会 男子準決戦 日本-オーストラリア

残り2分で4番エヴェソン選手、9番ノウルズ選手(4.0)らで9点を上乗せしたオーストラリア。日本はラスト1分で15番藤本選手、7番香西選手の4点で食らいつきます。このクオーターは15-15、トータル28-33で試合を折り返しました。

第3クオーター、オーストラリアは開始1分半でリードを9点に広げると、日本は7番香西選手のスリーポイントなどで応戦。33-41となった6分過ぎから日本は一気にポイントを重ね、このクオーターのスコアを16-12とします。最終クオーターを前にして、44-45と1点差にまで詰め寄りました。

2013年世界車椅子バスケットボール選手権大会AOZ予選会 男子準決戦 日本-オーストラリア ノリス選手

開始早々に4番エヴェソン選手にショットを決められた日本でしたが、香西選手のこの試合2本目のスリーポイントで47-47と得点を並べます。ここからお互いに点を取り合う時間が続くものの、4分頃からオーストラリア7番ノリス選手、15番ネス選手(4.5)が次々とポイントを重ね、徐々にオーストラリアのリードが広がっていきます。

2013年世界車椅子バスケットボール選手権大会AOZ予選会 男子準決戦 日本-オーストラリア ノウルズ選手

残り3分で54-64と離された日本は、ファールプレーに持ち込みつつ、7番香西選手のスリーポイント狙いで追いつこうとします。しかしフリースローを確実に決めるオーストラリアが逃げ切り60-74 で勝利、アジア・オセアニア王者の座をかけて、韓国と決勝戦を戦うことになりました。日本は翌日29日11:45からイランとの3位決定戦。2014世界選手権開催国の韓国がベスト4に残ったため4位でも出場権は獲得となりました。それでもメダルを争う戦いであることには変わりありません。

※世界選手権出場枠に関して誤りの記述がありましたので修正致しました。大変申し訳ございませんでした。(2013/11/29)

※大会結果詳細は大会公式HP、日本代表公式HPをご覧下さい
(取材:水上航太郎/セプティメルスポーツ)

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