2015 国際親善女子車椅子バスケットボール大阪大会 presented by エイベックス・チャレンジド・アスリート 3日目

3日目の大阪カップは、総当り戦の最終日。2勝でトップを走るオーストラリアを、1勝1敗の日本とイギリス、2敗のカナダが追いかける状況で、日本-オーストラリア、イギリス-カナダの2試合が行われました。上位2チームが翌日の決勝戦に進出、勝ち星が並んだ場合は、並んだチーム間の対戦でのゴールアベレージを算出し順位を決定します。

第1試合は日本-オーストラリア。先制した日本は2分の時点での6-4から、この日24得点をあげた15番網本麻里選手(4.5)を中心に次々と得点し、6分には15-4と大きなリードを奪います。日本のタイトなディフェンスを崩せないオーストラリアは、難しい体勢からシュートを撃つ場面が目立ち、なかなか得点することができません。第1クオーターは日本リードの17-8で終了します。第2クオーターに入っても流れは変わらず、日本は攻守共に歯車が噛み合う理想的な展開でゲームを進めます。6分には29-14とリードを15点にまで広げました。オーストラリアはまず守備から修正を図り、15番網本選手に2人マークをつけ始めます。やや攻撃の勢いが弱まった日本でしたが、それでも31-19でハーフタイムを迎えます。

2015 国際親善女子車椅子バスケットボール大阪大会 presented by エイベックス・チャレンジド・アス リート 3日目
日本の厳しいディフェンスがオーストラリアの前に立ちはだかった

第3クオーター1分、2人のマークを背負いながら15番網本選手がシュートを決めて幸先の良いスタートを切った日本。対するオーストラリアは、3分に7番シェリー・クロノー選手(2.5)がバスケットカウントを外すと、その数十秒後には15番アンバー・メリット選手(4.5)がフリースローを2本とも決められず、攻撃のリズムがつかめません。スコア43-29で迎えた第4クオーターも日本の良さが目立つ展開となり、終始主導権を握り続けた日本が54-37で勝利しました。

2015 国際親善女子車椅子バスケットボール大阪大会 presented by エイベックス・チャレンジド・アスリート 3日目
後ろに倒れながらもシュートする13番北田千尋選手(4.5)

第2試合は、イギリスが第1クオーター3分の時点で7-2とリードする立ち上がりとなりました。10番エイミー・コンロイ選手(4.0)の高さを存分に活かしたイギリスの攻撃に押され気味のカナダでしたが、12番トレイシー・ファーガソン選手(3.0)のスリーポイントなどで食い下がります。第1クオーターは16-11のイギリスリードで終わりました。第2クオーターもイギリスが次々とポイントを重ね、36-23と得点差を広げてハーフタイムとなります。

2015 国際親善女子車椅子バスケットボール大阪大会 presented by エイベックス・チャレンジド・アスリート 3日目
カナダ12番ファーガソン選手。今大会を通して初となるスリーポイントも決めた。

第3クオーター、お互いに得点を取り合い、5分の時点で得点差変わらずの42-29。ここから3分の間にカナダは6得点を上げ、44-35と9点差に詰め寄ります。さらに追いあげたいカナダでしたが、イギリスは第4クオーター序盤にポイントを重ね、4分には56-39と17点差をつけるまでになりました。チームファールが5つとなったイギリスの守備が激しさを失ったこともあり、カナダに得点が入るようになるも9点差までに追いつくのがやっと。イギリスが60-51で勝利しました。

2015 国際親善女子車椅子バスケットボール大阪大会 presented by エイベックス・チャレンジド・アスリート 3日目
イギリス10番コンロイ選手。この試合21得点の活躍でチームを決勝戦へと導いた。

この結果、日本、イギリス、オーストラリアの3チームが2勝1敗で並びます。この3チーム間での対戦に限って(各国のカナダ戦の結果は含めない)ゴールアベレージを計算すると、日本1.12(110/98)、イギリス0.96(110/115)、オーストラリア0.93(96/103)となり、日本とイギリスが決勝戦進出を果たしました。オーストラリアはカナダとの3位決定戦に臨むこととなりました。

※大会詳細情報は、大会公式HPをご覧下さい
(取材:水上航太郎/セプティメルスポーツ)

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