2014 BNP Paribas World Team Cup 最終日

1週間に渡ってオランダのアルフェン・アーン・デン・レインで開催されてきたBNP Paribas ワールドチームカップも、遂に最終日となりました。この日は男女決勝戦や男子のグループ入れ替えプレーオフなどが行われ、男子日本代表はイギリスと3位決定戦を戦っています。

■男子

4年連続となるフランスとオランダによる決勝戦。シングルス1戦目、フランスはニコラ・ペフェール選手がトム・エグベリンク選手を6-2、6-2で下し先勝します。舞台をセンターコートに移したシングルス2戦目では、ステファン・ウデ選手(フランス)とマイケル・シェファーズ選手が対戦。地力で勝るウデ選手が、地元ファンの後押しを受けたシェファーズ選手を6-3、6-2で押し切り、フランスにタイトルをもたらしました。

2014 BNP Paribas World Team Cup
男子決勝戦開始直前、発煙筒を焚くオランダ人観客

2014 BNP Paribas World Team Cup ステファン・ウデ選手
優勝を決め喜びを爆発させるウデ選手

2014 BNP Paribas World Team Cup
大会3連覇(通算6度の優勝)を成し遂げたフランス代表が国歌を高らかに歌う

3位決定戦をイギリスと戦った日本は、シングルス1戦目に眞田卓選手が登場します。眞田選手のサービスゲームで始まった第1セット、お互いに3ゲームずつブレークしゲームカウント4-3で迎えた第8ゲームを眞田選手がブレーク。続くゲームをしっかりとキープして第1セットを6-3で獲得しました。第2セットでは、マーク・マッキャロル選手を6-0と圧倒し、ストレートでの勝利を飾りました。

シングルス2戦目は、三木拓也選手とゴードン・リード選手が対戦。第1セットはリード選手が、第2セットは三木選手がそれぞれ6-4で取りました。1球も見逃せないような白熱した展開に、コート脇で試合を見守る両国選手もじっと見入ります。第3セット、第3ゲームをブレークし2-1としたリード選手が、5-2と王手。2ゲーム連取し追い上げた三木選手でしたが、第10ゲームをブレークされ勝負あり。3位の座はダブルスの結果に委ねられることとなりました。

眞田・齋田ペアで臨んだダブルスは、リード・フィリップソンのペアが2ゲーム先行してスタート。日本は続く2ゲームを取り追いつくも、イギリスペアが4ゲームを連取し第1セットを取ります。転倒やフェンスにぶつかりながらのショットなど、どちらも勝利への執念が強く出たプレーが目立ったセットでした。第2セットは流れを引き寄せたイギリスが6-1で獲得。日本は惜しくも4位に終わりました。

2014 BNP Paribas World Team Cup 齋田選手
齋田(左)・眞田ペア

<グループ1 結果>
優勝:フランス
準優勝:オランダ
3位:イギリス
4位:日本
5位:スウェーデン
6位:オーストリア
7位:アメリカ
8位:韓国
9位:オーストラリア
10位:ポーランド
11位:アルゼンチン(ブラジルとのプレーオフに勝利しグループ1残留)
12位:タイ(グループ2へ降格)

<グループ2 結果>
優勝:ベルギー(グループ1へ昇格)
準優勝:ブラジル
3位:イタリア
4位:スペイン
5位:スリランカ
6位:ドイツ
7位:カナダ
8位:スイス
9位:マレーシア
10位:モロッコ
11位:ギリシャ
12位:ルーマニア

■女子

決勝戦はオランダ対イギリス。シングルス1戦目は、イギリスのルーシー・シューカー選手がフルセットで勝利。オランダはアニーク・ファン・クート選手がシングルス2戦目をストレートで勝利すると、ダブルスも6-4、6-1で制し、大会14連覇を達成します。通算成績を30大会中27回優勝とし、改めてその強さを見せつけた形となりました。

2014 BNP Paribas World Team Cup
決勝戦の舞台となったセンターコートには約300名が集まった

2014 BNP Paribas World Team Cup
優勝したオランダのファン・クート選手(左)と、バイス選手(右)

2014 BNP Paribas World Team Cup3位の日本代表。前列左から上地選手、二條選手、堂森選手と、中澤コーチ

2014 BNP Paribas World Team Cup エステル・フェルヘール
表彰には大会アンバサダーを務めたフェルヘール氏の姿も。パラリンピック金7つの英雄は地元ファンから大喝采を受けた。

<結果>
優勝:オランダ
準優勝:イギリス
3位:日本
4位:ドイツ
5位:タイ
6位:チリ
7位:アメリカ
8位:韓国
9位:コロンビア
10位:台湾
11位:ロシア
12位:ケニア

■クアード

<結果>
優勝:イギリス
準優勝:アメリカ
3位:イスラエル
4位:日本
5位:カナダ
6位:イタリア
7位:スウェーデン
8位:オーストリア

■ジュニア

<結果>
優勝:ロシア
準優勝:スペイン
3位:オランダ
4位:アメリカ
5位:チリ
6位:イギリス
7位:マレーシア
8位:トルコ

※大会詳細情報・結果は、大会公式HPをご覧下さい
(取材:水上航太郎/セプティメルスポーツ)

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