2014 全豪OP 女子D準決勝 上地・ワイリーーエラブロック・ムンジャーネ

全豪OP車いすテニスチャンピオンシップ2日目の23日からは、ダブルスの試合も始まりました。計4組が出場した女子ダブルスから、初戦となる準決勝、上地選手(ITFランク ダブルス3位。試合日時点)、ワイリー選手(イギリス。ITFランク ダブルス4位)組対エラブロック選手(ドイツ。ITFランク ダブルス5位)、ムンジャーネ選手(南アフリカ。ITFランク ダブルス8位)組のレポートです。試合開始は18時40分頃、日中と比べると涼しくなってきましたが、それでも少し暑さが残ります。

第1セットは上地・ワイリー組のサービスゲームでスタート。第1ゲームをブレークしたエラブロック・ムンジャーネ組は、第2ゲームも40-15からキープ、第3ゲームはラブゲームでブレークし、ゲームカウントを0-3とします。執拗にワイリー選手ばかりを狙う相手に苦しみながらも、第4ゲームをブレークした上地・ワイリー組。第5ゲームは2度のデュースから最後は相手のミスショットを誘いキープ、第6ゲームは15-40からブレークし、3-3と追いつきました。

2014 全豪OP 女子D準決勝 上地・ワイリーーエラブロック・ムンジャーネ ワイリー選手

第7ゲーム、サーブの安定しないワイリー選手のダブルフォルトなどで、エラブロック・ムンジャーネ組が再びラブゲームでブレークします。第8ゲームを30-0から4本続けての相手のミスでブレークした上地・ワイリー組は、第9ゲームをキープ。第10ゲームは、15-40からエラブロック選手のダブルフォルトで取り、6-4で第1セットを獲得しました。

2014 全豪OP 女子D準決勝 上地・ワイリーーエラブロック・ムンジャーネ エラブロック選手

第2セット、4度のデュースの末にエラブロック・ムンジャーネ組がブレークして先行すると、第2ゲームは40-15でキープ。第3ゲーム、ワイリー選手のサーブが乱れ、デュースから連続でのダブルフォルトで0-3となりました。ここから交互に2ゲームを取り合い、ゲームカウント2-5となります。

2014 全豪OP 女子D準決勝 上地・ワイリーーエラブロック・ムンジャーネ ムンジャーネ選手

第8ゲーム、上地・ワイリー組が15-40からブレークすると、第9ゲームも40-15からキープして4-5に。2度のデュースとなった第10ゲームは、相手のミス2本でゲームが決まり、上地・ワイリー組が5-5と追いつきました。第11ゲームは5度のデュースとなる大接戦。この試合サーブに苦しんできたワイリー選手が確実に入れてくると、最後は相手のミスを誘って6-5と逆転に成功します。しかし続く第12ゲームで、上地選手が3本続けてのミスで40-0と追い込まれると、40-30まで詰め寄りましたがエラブロック・ムンジャーネ組が取り、タイブレークへ突入しました。

0-2と先行されたものの、上地選手のショットなどで3-3とした上地・ワイリー組。続くプレーでセンターを狙うと、相手選手同士がぶつかり返すことができません。さらに上地選手のサービスエースでスコアを5-3としました。両者1ポイントずつを加えて6-4となると、最後は上地選手が相手選手の間を抜くショットを決めてタイブレークを制します。上地・ワイリー組が6-4、7-6(4)で見事に決勝戦進出を決めました。

2014 全豪OP 女子D準決勝 上地・ワイリーーエラブロック・ムンジャーネ 上地選手

■試合後の上地選手のコメント

(決勝の相手がバイス・グリフェン組ですが、どちらの選手ともシングルスで対戦して勝っています)
オランダづくしの大会ですね。
向こうは負けているので気合が入っていると思うし、特にジェシカ(グリフェン選手)は昨年ダブルス優勝しているので絶対にキープしたいところだと思うので、そこを2人で崩していきたい。

(ワイリー選手へボールが偏っていましたが)
どの試合もそうなので、そこは頑張ってもらって、自分が決められるときにしっかりと決めないといけないと思う。

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(取材:水上航太郎/セプティメルスポーツ)

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