2014 全仏OP 女子D決勝 グリフェン・ファンクートー上地・ワイリー

2014全仏オープン車いすテニス部門の最後の試合となったのが、女子ダブルス決勝。イスカ・グリフェン選手(オランダ / ITFランク ダブルス1位。試合日時点)とアニーク・ファン・クート選手(オランダ / ITFランク ダブルス2位)のオランダペアと、上地結衣選手(エイベックス・グループ・ホールディングス / ITFランク ダブルス4位)、ジョーダン・ワイリー選手(イギリス / ITFランク ダブルス3位)ペアの対戦となりました。

お互いにブレーク、キープとしてゲームカウント2-2となった第1セット。第5ゲームをブレークした上地・ワイリー組が、その後5-3とリードを広げます。オランダペアは続く2ゲームを連取、第11、12ゲームはそれぞれブレークし、タイブレークとなりました。両者ともダブルフォルトが目立ったタイブレークは、上地・ワイリー組が4-3から3ポイントを取り7-3で制します。

2014 全仏OP 女子D決勝 グリフェン・ファンクートー上地・ワイリー ファン・クート選手
シングルス決勝に続き、上地選手とこの日2度目の対峙となったファン・クート選手

第2セットは、上地・ワイリー組が3ゲーム連取でスタート。グリフェン・ファン・クート組は第4ゲームをキープすると、第5ゲームでは最後ラリーを制してブレークと追い上げます。オランダペアの勢いは止まらず、ここから立て続けに4ゲームを取り、第2セットを6-3で獲得しました。試合開始当初は100人程だった観客も300人以上に増え、試合の成り行きを見守ります。

グリフェン選手のサーブで始まったスーパータイブレーク。1-1からのプレーでワイリー選手がドロップショットを決めてリードした上地・ワイリー組が、4-1、4-3、6-3と先行して進めます。オランダペアがここから3ポイント連取で6-6と追いつくと、さらに両者2ポイントを重ねスコアは8-8に。ここでワイリー選手の車いす修理のため、試合は一時中断となります。再開後のポイントを取りスコアを9-8とした上地・ワイリー組が、続くポイントも獲得。7-6(3)、3-6、10-8で勝利した上地・ワイリー組が、全仏オープンダブルス優勝の栄冠を手にしました。

2014 全仏OP 女子D決勝 グリフェン・ファンクートー上地・ワイリー 上地選手
全仏シングルス、ダブルスの2冠を達成した上地選手

2014 全仏OP 女子D決勝 グリフェン・ファンクートー上地・ワイリー 上地選手 ワイリー選手
優勝を決め、観客へ手を振る上地・ワイリー組

2014 全仏OP 女子D決勝 グリフェン・ファンクートー上地・ワイリー ファン・クート選手 グリフェン選手
準優勝のグリフェン選手(左)、ファン・クート選手

2014 全仏OP 女子D決勝 グリフェン・ファンクートー上地・ワイリー 上地選手 ワイリー選手
昨年11月のダブルスマスターズ、今年1月の全豪オープンに続きビッグタイトルを獲得した上地・ワイリー組。7月のウィンブルドンではグランドスラム3連勝を狙う

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(取材:水上航太郎/セプティメルスポーツ)

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