2014 全仏OP 男子S準決勝 国枝ーフェルナンデス

コート7の2試合目は、国枝慎吾選手(ユニクロ / ITFランク1位。試合日時点)とグスタボ・フェルナンデス選手(アルゼンチン / ITFランク5位)との男子シングルス準決勝です。両者の直近の対戦は今年1月の全豪オープン決勝戦で、国枝選手が6-0、6-1と完勝しています。

2014 全仏OP 男子S準決勝 国枝ーフェルナンデス

フェルナンデス選手のサービスゲームで試合の幕が開きます。お互いに2ゲーム連取し合った後の第5ゲームは、国枝選手が2度のデュースの末にブレーク。第6ゲームも再び2度デュースになりますが、国枝選手がキープして4-2とリードしました。第7ゲームをキープしたフェルナンデス選手でしたが、いずれもデュースとなった続く2ゲームを取った国枝選手が第1セットを獲得します。

2014 全仏OP 男子S準決勝 国枝ーフェルナンデス 国枝選手
国枝慎吾選手

第2セット、第1ゲームは6度ものデュースの末にフェルナンデス選手がブレーク。国枝選手も第2ゲームをブレークし返します。第3ゲームを再びブレークしたフェルナンデス選手は、続くゲームをキープしゲームカウントを3-1としました。ここから2ゲームずつキープとなりますが、第5ゲームは5度の、第8ゲームは6度のデュースまでもつれ込む拮抗した展開となっています。第9ゲームはフェルナンデス選手がブレークし、セットカウントを1-1としました。

2014 全仏OP 男子S準決勝 国枝ーフェルナンデス フェルナンデス選手
闘志あふれるプレーを見せたフェルナンデス選手。若干20歳の彼には次代を担う選手としての期待が集まっている。

第3セットも両者一歩も譲らない激しい展開に。ブレークが続き2-2で迎えた第5ゲームを国枝選手がブレーク。国枝選手は第6ゲームもキープし、4-2と差を広げました。フェルナンデス選手は第7ゲームをキープすると、第8ゲームを4度のデュースの末にブレーク。第9ゲームではボールを追いサイドのフェンスに激突する場面もあったフェルナンデス選手が、サービスエース2本を決めてキープし、5-3と逆転に成功しました。

国枝選手のサービスゲームとなった第10ゲーム。15-40からデュースに持ち込んだ国枝選手は、計3度のマッチポイントを凌ぎゲームカウントを5-5に。第11ゲームはフェルナンデス選手の2度のダブルフォルトなどで、国枝選手がブレークします。そして第12ゲーム、先行されながらもデュースに持ち込み、そこから一気にポイントを重ねた国枝選手がキープし、白熱した試合に決着を付けました。2時間半を超える壮絶な試合を繰り広げた両選手を、観客はスタンディングオベーションで称えます。

2014 全仏OP 男子S準決勝 国枝ーフェルナンデス 国枝選手
6-3、3-6、7-5で激戦を制した国枝選手。決勝では地元フランスのウデ選手と戦う。

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(取材:水上航太郎/セプティメルスポーツ)

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