2015 全豪OP 女子D決勝 上地・ワイリー-グリフェン・ファンクート

2015全豪オープン3日目は男女ダブルス決勝戦が行われました。17時過ぎに始まった女子ダブルス決勝は、すっかりお馴染みとなった対戦カード。昨年の覇者である上地結衣選手(エイベックス・グループ・ホールディングス / ITFダブルスランク1位)とジョーダン・ワイリー選手(イギリス / ITFダブルスランク2位)と、イスカ・グリフェン選手(オランダ / ITFダブルスランク4位)とアニーク・ファンクート選手(オランダ / ITFダブルスランク3位)との試合です。昨年の4大大会全ての決勝で対戦していますが、いずれも上地・ワイリー組の勝利に終わっています(2014年全豪OP全仏OP全英OP全米OP)。

第1セットは、グリフェン・ファンクート組の2ゲーム連取でスタート。上地・ワイリー組は第3ゲームをキープすると、いずれもデュースにもつれ込んだ第4、5ゲームを連取し、ゲームカウントを3-2とします。どちらのペアも、ミスをしないようにという気持ちのショットが多く、長いラリーが続きました。グリフェン・ファンクート組は第7ゲームをデュースの末にキープすると、続く2ゲームを取って5-3とリード。第9ゲームをキープした上地・ワイリー組でしたが、第10ゲームをブレークできず。第1セットは6-4でグリフェン・ファンクート組が獲得しました。

2015 全豪OP 女子D決勝 上地・ワイリー-グリフェン・ファンクート ファンクート選手
ファンクート選手

第2セットも拮抗した展開が続きます。両者ブレークで1-1となるとそこからキープが続き、第6ゲームを終えて3-3となりました。第7ゲームをキープした上地・ワイリー組は、第8ゲーム、ファンクート選手に3つのダブルフォルトが出る絶好のブレークチャンスを活かせず、リードを広げることができません。しかし、ピンチを凌いだグリフェン・ファンクート組も次のゲームに繋げることはできず。第9、10ゲームを取った上地・ワイリー組が6-4で第2セットを勝ち取りました。この時点で試合開始から約2時間が経過していましたが、試合はまだまだ続きます。

2015 全豪OP 女子D決勝 上地・ワイリー-グリフェン・ファンクート ワイリー選手
ボールが集まったワイリー選手だったが、安定したショットで試合を組み立てた

第3セットもお互いブレークの立ち上がり。第3ゲームをブレークしたグリフェン・ファンクート組は、第4ゲームをデュースの末にキープし、3-1とリードします。上地・ワイリー組は第5、6ゲームを取って3-3のタイに。第7ゲームはワイリー選手に2本ダブルフォルトが出るなどして、グリフェン・ファンクート組がブレークしました。第8ゲーム、5度のデュースとなった息を呑む攻防は上地・ワイリー組が制し、ゲームカウントは4-4となります。

第9ゲームをブレークしたグリフェン・ファンクート組は、第10ゲームで30-30からファンクート選手がサービスエースを決め、マッチポイントを迎えます。後が無い上地・ワイリー組でしたが、ここでポイントを取りデュースに持ち込むと、3度めのデュースでブレークに成功しました。第11ゲームをデュースからキープした上地・ワイリー組は、第12ゲームでも3度のデュースの末にブレークし、第3セットを7-5で獲得。上地・ワイリー組が3時間21分に渡った試合を4-6、6-4、7-5で制し、全豪オープンダブルス連覇を達成しました。

2015 全豪OP 女子D決勝 上地・ワイリー-グリフェン・ファンクート 上地・ワイリー組
最後の最後で勝負強さが出た上地・ワイリー組

2015 全豪OP 女子D決勝 上地・ワイリー-グリフェン・ファンクート グリフェン・ファンクート組
笑顔にも悔しさが滲むファンクート選手(左)、グリフェン選手(右)

2015 全豪OP 女子D決勝 上地・ワイリー-グリフェン・ファンクート 上地・ワイリー組
全豪ダブルスを連覇した上地・ワイリー組。2年連続のダブルス年間グランドスラム達成へ最初の1歩を踏み出した。

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(取材:水上航太郎/セプティメルスポーツ)

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