NEC Wheelchair Tennis Masters 男子予選リーグ1 フェルナンデス-眞田

11月26日から30日まで、ロンドンのリー・バレー・ホッケー・アンド・テニス・センターにて開催されているNEC Wheelchair Tennis Masters。車いすテニスの1年を締めくくる、シングルスのマスターズです。原則、10月6日時点のITFシングルスランキング上位選手が招待選手となっており、男子、女子は2つの予選リーグに分かれ、各上位2名が決勝トーナメントへ進出。クアードは1つの予選リーグで、決勝戦に出場する2人を決定します。

出場選手と予選リーグは以下の通りです(括弧内は、11月26日時点のITFシングルスランキング)。

■男子 予選リーグ1
国枝慎吾(ユニクロ,1)、グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン,4)、マイケル・シェファーズ(オランダ.5)、眞田卓(埼玉トヨペット,8)

■男子 予選リーグ2
ステファン・ウデ(フランス,2)、ゴードン・リード(イギリス,3)、ニコラ・ペフェール(フランス,7)、ヨーキム・ジェラード(ベルギー,9)

■女子 予選リーグ1
上地結衣(エイベックス・グループ・ホールディングス,1)、ザビーネ・エラブロック(ドイツ,4)、ジョーダン・ワイリー(イギリス,6)、シャロン・ワルラヴェン(オランダ,7)

■女子 予選リーグ2
イスカ・グリフェン(オランダ,2)、アニーク・ファンクート(オランダ,3)、マージョレン・バイス(オランダ,5)ホターチョ・ムンジャーネ(南アフリカ,9)

■クアード 予選リーグ
デイビッド・ワグナー(アメリカ,1)、アンディ・ラプソーン(イギリス,2)、ルーカス・シソール(南アフリカ,3)、ディラン・アルコット(オーストラリア,4)

NEC Wheelchair Tennis Masters
会場のリー・バレー・ホッケー・アンド・テニス・センターの屋内コート

初日の26日、11時から行われた2試合の中から、男子予選リーグ1のフェルナンデス選手対眞田選手の試合です。地元の小学生が観戦に訪れる中、ハードヒッター同士の白熱した対戦が幕を開けました。

第1セットは眞田選手のサービスゲームでスタート。第1ゲームをキープすると、一気に3ゲーム練習して優位に立ちます。フェルナンデス選手は第4ゲームをキープ。続く第5ゲームはもデュースの末にブレークし差を詰めました。7度のデュースにもつれ込んだ第6ゲームは眞田選手がブレークしますが、第7ゲームをブレークし返したフェルナンデス選手が、再び7度のデュースとなった第8ゲームをキープし、ゲームカウントは4-4のタイとなります。

ここからはお互いにキープし、眞田選手が6-5とリードして第12ゲームへ。眞田選手は30-30からリターンを決めてセットポイントを迎えますが、フェルナンデス選手がサービスエースでデュースに持ち込みます。2度のデュースとなったこのゲームを制した眞田選手が、7-5で第1セットを獲得しました。接戦を落としたフェルナンデス選手は、ラケットが変形するまでコートに叩きつけ悔しさを露わにします。

NEC Wheelchair Tennis Masters 予選リーグ フェルナンデス-眞田 眞田選手
大接戦となった第1セットをものにした眞田選手

第2セットも両者一歩も譲らない展開となりました。第1ゲームをブレークしたフェルナンデス選手は、続く第2ゲームも3度のデュースからキープし、2ゲーム先行します。眞田選手は第3ゲームをデュースから2本ショットを決めてキープすると、第4ゲームをブレークし、ゲームカウントを2-2としました。

NEC Wheelchair Tennis Masters 予選リーグ フェルナンデス-眞田 フェルナンデス選手
イライラしている様子が目立ってしまったフェルナンデス選手

ここから両選手ともブレーク、キープ、ブレークと譲らず5-5に。第11ゲームをキープした眞田選手は、デュースとなった第12ゲームに競り勝ち、第2セットも7-5で獲得。力と力がぶつかり合った試合は、眞田選手に軍配が上がりました。

NEC Wheelchair Tennis Masters 予選リーグ フェルナンデス-眞田 眞田選手
勝利を収めガッツポーズの眞田選手

※大会詳細情報・結果は、大会公式HPをご覧下さい
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※記事内のランキングは掲載日時点
(取材:水上航太郎/セプティメルスポーツ)

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