NEC Wheelchair Tennis Masters 女子予選リーグ1 上地-エラブロック

3日目を迎えたNEC Wheelchair Tennis Masters。この日は各カテゴリーの予選リーグ最終戦が行われました。女子予選リーグ1では、共に1勝1敗で並ぶ上地結衣選手(エイベックス・グループ・ホールディングス / ITFランク1位)とザビーネ・エラブロック選手(ドイツ / ITFランク4位)が、決勝トーナメントへの切符をかけて直接対決に臨みます。

上地選手のサービスゲームで始まった第1セットは、お互いにキープでスタート。ここからブレークが続き、ゲームカウントは3-3となります。第7ゲームは、デュースから上地選手に2つダブルフォルトが出てエラブロック選手がブレーク。続くゲームをキープしたエラブロック選手は、第9ゲームでも2度のデュースの末にブレークに成功し、6-3で第1セットを獲得しました。

NEC Wheelchair Tennis Masters 女子予選リーグ1 上地-エラブロック エラブロック選手
エラブロック選手

第2セットも第6ゲームまで終わって3-3という展開に。長いラリーも目立つようになり、ポイントが決まるたびに観客からは拍手が湧き起こります。ここからも両者キープが続き、ゲームカウントは5-5に。第11ゲームを1ポイントも与えずにブレークした上地選手が、第12ゲームもキープし、このセットを7-5で獲得。勝負の行方は第3セットへと委ねられることとなりました。

第3セット第1ゲームは、エラブロック選手がデュースからキープ。上地選手も第2ゲームを4度のデュースの末にキープし譲りません。第3ゲームを、エラブロック選手の2つのダブルフォルトなどでブレークした上地選手は、続くゲームをキープして3-1とリードします。エラブロック選手は続く2ゲームを連取、対する上地選手も2つ取り返し、差は変わらぬままゲームカウント5-3となりました。

第9ゲームをキープしたエラブロック選手は、第10ゲームで15-30から2本連続リターンエースでブレークに成功し、5-5のタイに持ち込みます。第11ゲーム、40-30とチャンスを迎えたエラブロック選手でしたが、ここで痛恨のダブルフォルト。2度目のデュースでもダブルフォルトを出し上地選手にアドバンテージを与えると、最後はショットを決められブレークを許しました。これと逆の展開になったのが第12ゲーム。上地選手が40-30とマッチポイントを迎えるも、エラブロック選手のショットが決まりデュースに。続くプレーがダブルフォルトとなると、エラブロック選手のリターンエースが出て、タイブレークへ突入します。

両者ポイントを取り合って2-2の場面、エラブロック選手にダブルフォルトが出ると、続くプレーでもポイントを取った上地選手が4-2とリードを奪います。1ポイント返したエラブロック選手でしたが、次のプレーで再びダブルフォルト。再び2点リードとなった上地選手がここから2ポイント連取し、タイブレークを7-3で制しました。3-6、7-5、7-6(3)で大接戦を制した上地選手が、見事決勝トーナメント進出を果たしています。

NEC Wheelchair Tennis Masters 女子予選リーグ1 上地-エラブロック 上地選手
今年何度も見せてきた接戦での勝負強さが出た上地選手

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(取材:水上航太郎/セプティメルスポーツ)

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